5月に読んだ本-1「鞄に本だけつめこんで」

名前だけはやたらと目にしたことがある作者。というのも、古本屋さんで「村上春樹」の隣に必ずたくさん並んでいるから・・・という話はさておき、相方さんに「はい、これ」って感じで渡されたので、読んでみました。



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鞄に本だけつめこんで

群 ようこ
新潮社 1990-10


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残念ながら、というか、本文中に出てくる24冊の中で読んだことがあるのは1冊もなかったので、なんと思ってよいのやら、というところは多かったです。まあいつものごとく、後半にいくに従って作者の文体に慣れてくるんで、逆にそのせいもあって、前半の本は特に読んでみたいとも思わなかったような・・・(僕は初めて出会う作者っていつもこうだけれど、みんなもそうなのかなあ、と思ったり)

僕も小さい頃は結構本を読んでいたけれど、中毒ってほどじゃなかったので、普通に子どもの読む本を読んで育った気はします。最近はといえば、電車の中でぼーっと座っているのには耐えられないこともあってか、必ず文庫とかスコアとかを携帯するようにはしてますけどね。