なぜかほっとしたノーベル文学賞

多くは語りませんけれど、ちょっとほっとしました。こういうのがあると日本人はすぐに過剰に加熱するからねえ。古本屋巡りがますますこんなんになるんじゃないかと本気で心配してましたから。(って、ファンなら、新品で買え!ってね)

ソフトバンクは3年連続プレーオフ2Sで負けてしまいました

まあ、別にどうでもいいっていえばそうですが、申し訳ないことに、関西に来てもう6年目だというのに、どちらかといえばソフトバンクを気にしている自分がいます。セ・パで阪神とかぶっているわけじゃないからとりあえずは大丈夫だけど。(セでいえば阪神です。もちろん)

こうなったら、日ハムに制覇して欲しいですね。新庄も最後だし。なんか、その方が面白い。

10月に読んだ本-2

本棚企画。といっても、このシリーズ、最初のこの2冊しか本棚にはなかったので、あとは揃えなければなりません。いや、もちろん別に「なければなりません」ってことはないけれど、全部読みたいしね。



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ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫

塩野 七生
新潮社 2002-05


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ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)    新潮文庫


ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫

塩野 七生


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塩野さんの作品は、ただの出来事羅列にとどまるわけでもなく、かといって誰か(なにか)に偏ったふうでもなく、そういう意味ではかなり客観的に読めて楽しい、と思ってます。もちろんこのローマシリーズに関わらず。何度か書いてますけれど、塩野さんの作品に出会うまではほとんど歴史物に手を付けたことはなかったんですが、歴史物って面白いな、と気付かせてくれましたし。本棚企画としては、塩野さん著作はもうほとんど残ってないけれど、増やしていけたらなあと思っているところ。置く場所ないけど、文庫だしなんとかなるでしょう。

これを読んでて思ったこと、イスラムあたりの歴史物でいい本ってないですかねえ?誰かおすすめがあったら教えてください。この本の時点ではまだキリスト教は関係ないけれど、地中海の話はどうしてもキリスト教がからんでくるわけで、そればかり読んでいるというのは僕の中でも偏りが出てくるかな、と。なんで、イスラムあたり。そのうち中国や日本にも手を伸ばしたいところですが、なんか身近なところは微妙にやる気が起きなくてね。

とりあえず、週末の本がないので、物色せねば。